寺社を傷つけないために SPDクリートカバー的なやつ
ビンディングシューズで歩くのにはいろいろ難がありますよね。歩きにくいのはもとより、寺社の敷石やモルタル、木の面を傷つけそうだし、六角ボルトの穴に石が食い込んだりもするので、昨年はランニングシューズに履き替えてました。ただ、ご想像の通りランシューはかさばります。
SPD-SL用のクリートカバーは見かけますが、SPD用は店頭では見かけないんですよね。
通販ではこんなのもありますが(GORIX(ゴリックス)SPD対応クリートカバー GX-CK2B)、歩いてるうちにポロッといきそうですし、夜中に外れると探すのも苦労しそう。結構すぐに破れるという噂も…。
そこで、年初にカインズで見つけたのがこれ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ 登山 靴用滑り止め 滑らんぞー スリム Lサイズ
雪道用の携帯スパイクです。¥800前後だったと思います。
これの黄色いスパイク部分と針金コイルをペンチでエイヤで外し、シリコンだけの状態にします。そのままだとかえって傷つける部分が増えるだけなので。
で、この状態。これをつま先に引っ掛けて、かかと部分をグイッと引っ張って装着します。
実際に歩いてみると雪道と違って硬い路面では、結構グニュ感がありますが、寺社を傷つける心配と路面の軋みが伝わるストレスからは開放されました。
通販で探すと、かかとのクロス部分がないものもあるようですね。こちらの方が歩きやすそうです。
関東36不動尊自転車巡礼_埼玉篇
2019年 3月2日(土) 快晴、翌日は雨
「またやっちまったな~。」秩父線樋口駅で自転車かついで降車しましたが、駅に人はいません。9:00まで無人駅のようです。秩父線はICカードが使えないので窓口でカード処理してもらって現金で払えばいいんじゃね?の考えは打ち砕かれました。人がいなけりゃ処理してもらえません。
無人の場合は用紙をとって最寄駅へ持って行くシステムですが、そのまま営団地下鉄では処理できるとは思えません。用紙をとってとりあえず29番札所、洞昌院苔不動尊へ向かいます。寄居駅で乗り換えの際に一度処理は必須なので、そこで終わっているのかもしれませんが、洞昌院を参った後で寄居駅によって事情を説明してカード処理して¥380払いました。
無人駅でおりてわざわざ駅の外から支払いにきているのが駅員さんには不思議な顔をされました。言ってることがちゃんと伝わっていなかったかもしれませんが、¥380程度であとでもめる方が面倒です。
5:35 東京駅(丸ノ内線 池袋行き)
7:20 小川町駅 乗換
7:42 寄居駅 乗換
7:53 樋口駅 到着
7:53 樋口駅灯着の場面からやり直し。自転車を組み立てて8:05に西に向かって出発しました。この日も天気は良好です。明日は雨予定なので、今日一日で埼玉をコンプリートしたいところです。埼玉県内の5寺をまわって東京駅までの距離は150kmほどあります。最後の喜多院川越大師までは110km。前回の東京都内高尾山から東京駅篇ではちょっとゆっくりし過ぎたので、今日は早めに回るのが目標です。
8:19 29番札所 洞昌院苔不動尊
8:30からと張り紙がしたありましたが、ちょっと早くついてしまいました。こちらでは御朱印は書き置きタイプと言いつつ本堂に上がらせていただき拝んでいる間に、その場で書いていただきました。
ここから140号を東へ47.5km走ります。
ここは広く、閑散としています。田舎の大きめの寺という感じです。これで隣に寺経営の幼稚園があれば完璧です。
ここから26kmほど南下します。この辺りから徐々に道が大きくなり走りやすくなってきました。
12:31 31番札所 岩槻大師 喜多向き不動尊
本堂裏側に大きめの駐車場がありそこに駐輪して裏口(南)側から入りました。山門は北側にあります。こじんまりした寺で、向かって右側の納経所へ直接いくと本堂の中にいれていただけて御本尊を拝むことができます。時期的にひな壇がありましたが、ダルマがギッシリ並んでいました。
さてここから20.4kmほど南西へ向かいます。ここまで北寄りの追い風で平地で40km/h出ている時もあり、かなり楽に走れました。
ゴワ~ン
鐘がなっています。が、ひとけがありません。誰が突いてるんだ?録音かな?
ゴワ~ン
近寄ってみると確かに撞木が突いて鐘がなっています。撞木の上に何やら細いアームが見えます。アームの先には白いローラーが突いていますが、ここに動力が伝わるようなチェーンもシャフトも見当たらないなぁと思っているうちにアームが上がって終了してしまいました。
成田山系列は、このロボット撞木をはじめ参拝客を楽しませるアトラクションがあり、テーマパーク的で実は結構好きなんです。
で、隣が28番喜多院です。300mほどでしょうか?川越不動尊を右へ出るとすぐ参道です。
15:08 28番札所 喜多院 川越大師
ここは公園になってますね。埼玉の公園って感じです。建物の配置、売店から何から垢抜けしてなくて落ち着くというかなんというか。何だか写真が撮りにくい、何かが邪魔して思うように撮れないところでした。
ここから東京駅までは40kmほどです。10kmほど走った先のイオンのベーカリーのパンとコーヒーで休憩して駐輪場に戻るとサドルバッグが消滅しています。サドルバッグにはパンク修理セットしか入っていませんが、きっとパンクして困った人がいて僕の修理セットを使っちゃったんでしょう。東京までパンクしないようにとハラハラしながら30kmの道のりを帰ってきました。
今日まわった埼玉の寺の方々は一様にというか、測ったように皆穏やかでした。で、この一件、よくも悪くも埼玉を満喫した一日でした。
もう一度フリーパワーを試乗してきました。
2019年2月24日
自分用の購入は可能性が低いけど、カミさん用にはありかなと思い、カミさんを連れてもう一度フリーパワーに乗ってきました。
検討のポイントは二つ
1、カミさんのロード車のフロントギヤクランクと交換
2、自分用の折り畳み自転車購入+フリーパワーの検討
結果は「購入見送り」です。
1_1.カミさんの弱い脚力を持ってしてもアシスト感が薄い結果になりました。特に坂で。そのあたりの感覚にシビアな人ではないので、一概には言えませんが、期待した効果は得られなかったようです。でも、無いよりはいいと言ってました。
1_2.店の人に伺うと前2枚ギヤの交換となると、BBからの交換になり、後ろのスプロケットから変速まで換装の可能性が高いので、コストがかかりすぎるということでした。変速による効果の方が高いとも言ってました。
1_3.ただ、カミさん曰く、足への負担はかなり少ないとは言ってました。
2.については、ブリヂストンのF6F+フリーパワーor F8Fのみで検討中。ほぼ同じ金額になります。フリーパワーに換装するとギヤが52Tから48Tに落ちます。ハードシリコンで実験してきました。
実験1 スピードを上げてみる。
敷地外へ出て若干スピードを上げてみると、走り続けていると多少力を緩めた時にアシストを感じます。
実験2 サドルを足が届くギリまで上げてみる。
平地で多少アシスト感が増したような。気のせいのような。坂は特に変わらず。
よって購入には至りませんでした。
帰ってから考えてみました。脚力の弱い人に有効なら、強い人でも硬いシリコンで微調整して脚力にピッタリ合わせれば有効じゃないのかなと。
その場合、一定の力で回し続けないと、下死点前でキックバックが起きてかえって疲れるので、1人、もしくは同じ脚力の人とでないと走れないかな。スタートの踏み込みも多少力が要るなと。
シリコンがカセット式で交換できたり、微調整できたりすると、面白いかもしれません。
フリーパワー試乗して来ました。
2019年2月17日(日)
以前から気になっていた、フリーパワー装着車をサイクルオリンピック墨田文花店にて試乗してきました。フリーパワーは電動アシスト並みのアシストをしてくれるフロントギヤというふれこみで、サイクルオリンピックだけで販売しています。最近まで国分寺ショップのみの販売でしたが、在庫切れによる順番待ちのアナウンスの解消とともに他店でも装着販売が始まったようです。電動アシストの場合、電池が切れるとただのクソ重い自転車になってしまうので、長距離走行と輪行には向かないなぁということで一度試乗しようと思っていました。
作業中にもかかわらず、がスタッフの方に手を止めて丁寧に説明したいただき、外にある試乗車をお借りしました。「店の外に少しなら出てもいいですよ」とのことでした。とは言え、結構人通りも多く、駐輪スペースに登る坂をぐるぐる回ってきました。
結果から述べると『効果がよくわからん』です。
シリコンの硬さが3段階あって、未装着車からすべて乗り比べましたが、柔らかい方と中間のものは踏み込むとグニャグニャした感じが強く、坂も平坦も気持ち悪い感じです。硬いシリコンも坂ではやはりグニャ感がありますが、逆に平坦で踏み込まずに回すとアシストしてくれるように感じました。
おそらく普通にスポーツタイプに乗っている人の脚力だと、あまり効果が感じられないかもしれません。最近までゴールドジムに通ってレッグプレスを200kg以上あげていて、僕の踏み込む力が強すぎることもあり効果がよくわからないので、今度はカミさんを連れて行ってもう一度試乗してみたいと思います。
シリコンをゴムの輪切りに換えて走った方が速度が出るんじゃないかな?
関東36不動尊自転車巡礼_東京郊外篇 高尾山から23区残り3寺
2019年 2月10日(日)
車内放送:「31°18′の勾配は、ケーブルカーの路線で日本一の急勾配です。」高尾山を上るケーブルカー内はすべて対面座席なので、確かに下向きに乗ってしまうと座面の狭さもあり、大げさではなく踏ん張らないと前に落ちそうになります。重量級の格闘技系のかたはご遠慮願いますと張り紙があってもおかしくない。座席を全部上向きにすればいいんだけれど、座席の数が減るか、一人当たりのスペースが狭くなるかのどちらかでしょう。
僕は上向きに座っていましたが、前で踏ん張っている山ガールのお嬢さんのリュックがずっと僕の膝の上にずり落ちてきていました。
2月9日(土) 雪
2月10日(日) 晴
2月11日(月祝) 雪
の東京の天気予報を見て10日の昼前にはおそらく路面の雪はなくなるんじゃないかと目論んで急いで準備をしました。残雪があれば、高幡不動までは輪行で折り返すことも視野にいれて、10日中に都内コンプリートを企みます。
8:52 高尾駅 ¥590
9:30 清滝駅 ケーブルカー
9:07 高尾山駅 往復¥930 片道¥480
2018年10日(日)晴れ
7:22東京駅発、丸ノ内線で新宿駅で乗り換えて京王線で高尾山口行きに乗ると8:42到着予定です。新宿での乗り換えが5分間ですが、輪行バッグを担いでいるためホームについた時には車内がいっぱいで、次の列車を待つことにしました。最後尾の車両に乗りましたが運転席側に手すりがなく、輪行バッグを固定できませんでした。京王線は輪行者には優しくないなぁ。(すべての車両がそうかはわかりません。)
8:52高尾山口到着。駅を出て左へ50mほど行った高架下の駐輪場の自転車を組み立てて駐輪します。(駅横の観光案内で聞きました。)
時間短縮のため今回はケーブルカーで上ります。(ケーブルカーは8:00~17:30(12~2月)の間15分間隔で発車)
多少残雪があり、足を取られないように男坂を登って薬王院へ。女坂も以前登りましたが、それほど違いはありません。男坂は急な階段があり、苦手な人は多少息切れするかな?
10:00 8番 高尾山 薬王院
本堂、本殿、奥の院を拝んで、本堂階段下の納経所へ。ここでは納経(写経)は受け取ってもらえないので、本堂で渡してください。御朱印を受け取って雪で滑らないようにゆっくりくだります。
11:06に下山し、高幡不動へ。20号をひたすら17kmほど走ります。目論見通り雪はもう路上にはありません。
山門左の駐輪場に自転車を駐めて境内に入ります。境内は広くかなりの参拝者があります。お参りしながら納経所を探しながらウロウロ、一番右奥の寺務所が納経所です。
僕の前に並んだ家族が子供に「1時間待てる?」と聞いています。何と通常の御朱印は1時間待ちです。ディズニーランドかUSJか!と突っ込みたくなりますが、僕は書き置きタイプなのですぐにいただけました。1時間待っていたら今日中に廻ることはできませんでしたね。
ここは三重塔の真下に大きめの休憩所があり、ここで1時間待つことも可能です。御茶を飲みながら。ちょっとゆっくりし過ぎました。
参拝して右奥の納経所へ。
まだ3寺目なのにもう14:00を回っているのに焦りを感じ始めています。
ここも広い敷地ですが、参拝客は少なくひっそりしています。でも見所は多いです。手水舎がセンサー式でうっかり近づくとビックリするくらい結構な水量が吹き出します。
入山を間違えてぷち山路を自転車かついで少し登って左手に寺カフェを見ながら境内まで登りつきました。正くは、山門横に駐輪場があります。
ここで不動様ユルみくじを購入。¥500
この時点で15:48。次の目黒不動尊の納経所が閉まるのが16:30なので、結構焦っています。ブルべの時間ギリになった時のPC前、ゴール前を思い出します。道を間違えるとアウトです。こんな時に限って電池切れか、寒さのためか、Garmin etrex君(gps)が落ちたりします。再起動すると動き出しましたがかなり焦ってます。
ギリです。仕方なく先に納経所へ向かい御朱印をいただき、さらにトイレに直行。その後、参拝時間はまだありそうなのでゆっくりまわりました。最後に不動像を見つけ、絵馬を持って男性は右から女性は左から一周するよう書いてあったので、絵馬はないけれどぐるっと回ってからもう一度看板を見直すと不動像ではなく、縁結びの愛染明王とあり、そっちの縁はもういいんですけどと思った次第。
愛染明王はあんな怖い顔をしながら功徳の幅が広く、世界平和から個人の煩悩、果ては出産の苦しみまで和らげてくれるというなんとも多彩な仏様なので、仕事の縁についてお願いしたということで。
ここから東京駅まで10km弱。無事蛙像を撫でてから帰りました。
これで都内の不動尊(修行の道場)についてはコンプリートです。次は千葉(涅槃の道場)か埼玉(菩提の道場)あたりを走りますか。
関東36不動尊自転車巡礼_東京23区篇
某お寺にて
「関東36不動の御朱印をお願いします」すると普通の書き置きの御朱印を渡されて、「¥300です」と。「いや36不動巡礼なので、バインダータイプの¥400の方の…」とかえすと、「あ~、うちではアツカッテナイですね~、他のお寺はそんなタイプの御朱印もあるんですね~」「…そうなんですよ~、ハハハ」今日はこちらの不動様とは御縁がなかったということでこのまま帰りましょう。在庫を切らしてらっしゃるんですね。また改めて伺います。
入り口近くにあるパンフをさして「こちらの36不動巡りのパンフいただいていいですか?」「どうぞ~」パンフをいただいて次の寺へ向かいます。
パンフの横にバインダータイプの御朱印と本尊と童子の御影の見本が置いてあるのに最初から気づいていたのは内緒です。そんなこともあります。気にしないで行きましょう。また来ればいいんですよ。
そんな僕も、お不動様に失礼なことをやっちゃってます。
今年に入って納経札ではなくてちゃんと写経を納めようと思い立ち、半紙を買おうと¥100ショップを覗くと般若心経の手本付き半紙を売ってるじゃないですか。これと普通の半紙をとりあえず買って帰りましたが、最近筆はおろか、筆ペンさえ握ってないし、般若心経はハードルが高いので、どうしたものかとwebで調べると十句観音経というのを見つけました。般若心経の簡易版のようです。これをせっせと正月開けから書きためていました。
で、今回まわり始めたのはお不動様です。観音様ではありません。朝準備をして出かける前に、はたと気づいたものの手遅れです。この日は一日、十句観音経をしれっと納めていました。秩父34観音では、納経箱が本堂横にありましたが、今回はほぼ納経所で手渡しです。笑われていることでしょう。
出直しの件は、お不動様の怒りを買ってしまったのかもしれませんが、この程度なら安いものです。次回から仏説聖不動経を納めます。しかしトレースしているのに、ちょーヘッタクソです。さらに怒りを買いそうです。お安くしといてください。
2019年1月26日(土)
7:30東京駅スタート。永代通りを走り、深川不動尊へ向かいます。永代橋をわたってしばらく走って門前仲町の交差点を通過すると左側に深川不動尊の参道が現れます。個々を左に折れると正面に不動尊が見えてきます。ここのすぐ近辺には自転車をくくれる場所がなく、向かって右奥の駐車場の車止めにくくりつけるしかありませんが、警備員に確認すると明確なOKがもらえなかったので、公園の車止めにくくって参拝しました。右隣の富岡八幡裏の有料駐輪場もあるもののスタンドがないと止められないタイプです。
8:00 19番 深川不動尊
もともと綺麗に整備された寺でしたが、最近総合受付と入場口が新設されました。ここの手水舎も新しく、センサー付きで人が近づくと水が出てきます。参拝者が多い寺なので、早朝くらいしか水が出ていないのを見ることはできないかもしれません。
本堂前は参拝者の誘導の為に工事用パイプが常に組んであり、景観を損ねているのが残念ですが、本堂の中に入るとぷち仏教テーマパークになっています。この日は中には入らず、本堂で拝んですぐに納経所へ行きました。
四つ目通りから14号を東へ、最勝寺へ向かいます。
8:45 21番 最勝寺
大法寺、成就寺、最勝寺と三つの寺が仲良く並んだ一番奥、東側になります。
14号を引き返して浅草線東日本橋駅近くの薬研掘不動院へ。両国橋を渡ってすぐ左折。
9:32 21番 薬研掘不動院
ちょっと見落としやすい場所で、長い階段の上にこじんまりと本殿があり、読経中でした。納経所も本殿の中なので、読経が終わるまで階段下で待機。順天堂、講談発祥の碑とトイレが左奥にあります。
建物は小さいですが、江戸三大不動尊の一つらしいです。
6号を北上して駒形橋西詰めを左折、浅草寿不動院を目指します。
10:10 22番 浅草寿不動院
山門をくぐると鉄筋モルタル造の公民館のような建物が。公民館に入って36不動尊巡礼を伝えると「2階へ上がってください」とのこと。2階に上がると本堂になっていて、公民館らしく椅子が並べてあります。←申し訳ありません。決して公民館ではありません。近代的な都会のお寺って感じです。でも現代的ではありません。現代的な寺の定義もわかりませんが。
2階で不動様を拝んでふと、この様子だとどこかにカメラがあるだろうとキョロキョロ探してしまいました。この不振な動きも1階で監視されているだろうと思いながら。
さて、1階に戻ると御朱印が準備されています。
10:28 23番 橋場不動院
小さい寺ですが、そろそろ人が多くなってきました。境内が見渡せるので、適当に自転車を置いて拝観をすませ納経所へ。
痛恨のミス!橋場不動院からこちらまでは1.8kmしかありませんが、うっかりすっ飛ばして次の西新井大師に向かってました。千住新橋を渡ったところで気づいて折り返します。往復11kmオーバー。
11:40 24番 正宝院
ここは小さいながら、かなり整備されたお手本のような寺です。参拝者用のテーブルや、大きめの三脚まで用意されています。何より参拝手順の掲示が丁寧に作られています。(英語表記あり)
すっとばしてそのまま行ってしまおうかとも思いましたが、来て正解。
想像以上に広い。縁日か?祭りか?と思うほど人が多い。一通り見て回って本堂裏の納経所へ。納経所だけはちょっと寂しい感じですが…。対応はすごくいいですよ。佇まいがね、ちょっとスーパーの裏口的な感じがいなめませんでした。
13:16 25番 永昌院
向かって左側にある山門をくぐると右手の階段を上がります。中に入って本尊を拝んでそのまま本尊右手の納経所へ。向かって右側にも納経所の看板がありましたが、おそらく一度中に入らないと対応してもらえないように思います。
14:06 12番 南藏院
こちらも綺麗に整備されています。右手に民家のような納経所があり、インタホンを押して御朱印をお願いします。中に入ると事務所の様な受付があり、のど飴を接待いただきました。
巣鴨地蔵通り商店街を経て南谷寺へ向かいますが、この通りは人と車が入り乱れていて走りづらいので、17号へと迂回しました。
14:48 13番 南谷寺
こちらのお寺も小さく古いんですが、よく整備されています。ここもインタホンを押して御朱印をいただきます。
山門を入って右側のモルタル造の階段を上がったところが不動堂です。山門正面左側の引き戸を入ったところが納経所。ここで御朱印をいただきましたが、「¥300です」と。「!? ¥400ぢゃないですか?」と確認したものの「やっぱり¥300ですね」とのことだったので、¥300納めてまいりました。
16:10 15番 宝仙寺
広い敷地内で学校経営も行っている宝仙寺に到着。山門前では節分の準備が行われていました。正面の本堂右手の事務所が納経所です。
次の教学院の納経所の閉まる時間が17:00予定なので、少々焦りつつ三軒茶屋駅方向に急ぎます。
経学院についたとたん、17:00のチャイムが鳴り始めました。あたりはすっかり暗くなっていました。納経所に電気がついていないので、お参りだけして出直そうかと思っているところへ本堂の戸締まりにこちらの方が出ていらしたので、「時間が過ぎてしまったようなので、また出直します」と告げると「どのタイプの御朱印ですか?」と。関東36不動の書き置きタイプのものだと説明すると、「それならすぐ用意できます。お待ちください」と納経所でいただきました。ありがとうございました。
タイムオーバーと暗さのためじっくり拝観できなかったので、また改めて伺わせていただきます。
2019 最初の自転車巡礼プランニング
今年最初の弾丸霊場ツアーとして書籍やwebで調べて3コースを検討中。
1.ツール ド 御朱印
2. 護符内88霊場
3.関東36不動尊
1.ツール ド 御朱印
2018年の9月1日から「ツール ド 御朱印 」が開設されている。関東一円の10の神社をまわる巡礼路である。
品川の下神明天祖神社の発案で始まったようで、サイクリスト向けのバックポケットにいれやすいサイズの御朱印帳が頒布され、順不同で10社目の神社で満願印を押してもらえるシステムになっているようだ。
弾丸霊場ツーリストとしては、いかに安く早く回れるかなので、早速ルートラボでルートを引いてみる。一筆書きで描いてみると全長450km超え。北関東方面が無駄に長い。10寺でこれはプチ鬼コースではないか?
またこれからの時期、山登りはムリポ。
- 護符内88霊場
廻る寺が多いので、4グループに分けてコースを検討。いろいろ調べると結構めんどくさそうである。←わかりやすい表現にしてみました。
歩き巡礼でも一日で15寺以上回っているweb記事もあり、距離的には思った以上にコンパクトではあるが、一時間法話を聞かせていただけるとか、休日はやっていないとか、電話してから来いとか、納経しないと御朱印をいただけないとか、…マジメか!
いや、これが本来のあり方。
また、1日20寺まわるとして平均滞在時間が10分として200分=4時間。9時〜17時で8時間のうち走行時間は4時間。これまでと違って走行範囲が狭く神奈川方面を省くと一日だいたい50km程度。…ん?ちょっとバランスが悪くないか?
さらにいろいろ調べると、霊場会がないので、納経料がまちまちだったり、不在や行事で何度か出直しになる可能性もあることを考えると弾丸ツアーにはならない可能性が高い。結構めんどくさそうである。 ←わかりやすい表現にしてみました。
このコースは自転車向きではないかも。ママチャリでも、いやランニングでもまわれるなと。あるいはカミさん誘って、ゆる・ツール・ド・霊場もありだなと。
3.関東36不動尊
関東4県の不動尊をまわるというもの。結構ばらけているので、総距離はルートの組み方によって変わる。
都県によってそれぞれ、東京都 修行の道場 神奈川県 発心の道場 埼玉県 菩提の道場 千葉県 涅槃の道場 と呼び名がついている。これも距離は長いが、なかなか面白そうかも。高尾山と、小田原方面の2寺がちょっと山。
1と3のどちらの山が雪が降らずに走り出せるか。