関東36不動尊自転車巡礼_東京郊外篇 高尾山から23区残り3寺
2019年 2月10日(日)
車内放送:「31°18′の勾配は、ケーブルカーの路線で日本一の急勾配です。」高尾山を上るケーブルカー内はすべて対面座席なので、確かに下向きに乗ってしまうと座面の狭さもあり、大げさではなく踏ん張らないと前に落ちそうになります。重量級の格闘技系のかたはご遠慮願いますと張り紙があってもおかしくない。座席を全部上向きにすればいいんだけれど、座席の数が減るか、一人当たりのスペースが狭くなるかのどちらかでしょう。
僕は上向きに座っていましたが、前で踏ん張っている山ガールのお嬢さんのリュックがずっと僕の膝の上にずり落ちてきていました。
2月9日(土) 雪
2月10日(日) 晴
2月11日(月祝) 雪
の東京の天気予報を見て10日の昼前にはおそらく路面の雪はなくなるんじゃないかと目論んで急いで準備をしました。残雪があれば、高幡不動までは輪行で折り返すことも視野にいれて、10日中に都内コンプリートを企みます。
8:52 高尾駅 ¥590
9:30 清滝駅 ケーブルカー
9:07 高尾山駅 往復¥930 片道¥480
2018年10日(日)晴れ
7:22東京駅発、丸ノ内線で新宿駅で乗り換えて京王線で高尾山口行きに乗ると8:42到着予定です。新宿での乗り換えが5分間ですが、輪行バッグを担いでいるためホームについた時には車内がいっぱいで、次の列車を待つことにしました。最後尾の車両に乗りましたが運転席側に手すりがなく、輪行バッグを固定できませんでした。京王線は輪行者には優しくないなぁ。(すべての車両がそうかはわかりません。)
8:52高尾山口到着。駅を出て左へ50mほど行った高架下の駐輪場の自転車を組み立てて駐輪します。(駅横の観光案内で聞きました。)
時間短縮のため今回はケーブルカーで上ります。(ケーブルカーは8:00~17:30(12~2月)の間15分間隔で発車)
多少残雪があり、足を取られないように男坂を登って薬王院へ。女坂も以前登りましたが、それほど違いはありません。男坂は急な階段があり、苦手な人は多少息切れするかな?
10:00 8番 高尾山 薬王院
本堂、本殿、奥の院を拝んで、本堂階段下の納経所へ。ここでは納経(写経)は受け取ってもらえないので、本堂で渡してください。御朱印を受け取って雪で滑らないようにゆっくりくだります。
11:06に下山し、高幡不動へ。20号をひたすら17kmほど走ります。目論見通り雪はもう路上にはありません。
山門左の駐輪場に自転車を駐めて境内に入ります。境内は広くかなりの参拝者があります。お参りしながら納経所を探しながらウロウロ、一番右奥の寺務所が納経所です。
僕の前に並んだ家族が子供に「1時間待てる?」と聞いています。何と通常の御朱印は1時間待ちです。ディズニーランドかUSJか!と突っ込みたくなりますが、僕は書き置きタイプなのですぐにいただけました。1時間待っていたら今日中に廻ることはできませんでしたね。
ここは三重塔の真下に大きめの休憩所があり、ここで1時間待つことも可能です。御茶を飲みながら。ちょっとゆっくりし過ぎました。
参拝して右奥の納経所へ。
まだ3寺目なのにもう14:00を回っているのに焦りを感じ始めています。
ここも広い敷地ですが、参拝客は少なくひっそりしています。でも見所は多いです。手水舎がセンサー式でうっかり近づくとビックリするくらい結構な水量が吹き出します。
入山を間違えてぷち山路を自転車かついで少し登って左手に寺カフェを見ながら境内まで登りつきました。正くは、山門横に駐輪場があります。
ここで不動様ユルみくじを購入。¥500
この時点で15:48。次の目黒不動尊の納経所が閉まるのが16:30なので、結構焦っています。ブルべの時間ギリになった時のPC前、ゴール前を思い出します。道を間違えるとアウトです。こんな時に限って電池切れか、寒さのためか、Garmin etrex君(gps)が落ちたりします。再起動すると動き出しましたがかなり焦ってます。
ギリです。仕方なく先に納経所へ向かい御朱印をいただき、さらにトイレに直行。その後、参拝時間はまだありそうなのでゆっくりまわりました。最後に不動像を見つけ、絵馬を持って男性は右から女性は左から一周するよう書いてあったので、絵馬はないけれどぐるっと回ってからもう一度看板を見直すと不動像ではなく、縁結びの愛染明王とあり、そっちの縁はもういいんですけどと思った次第。
愛染明王はあんな怖い顔をしながら功徳の幅が広く、世界平和から個人の煩悩、果ては出産の苦しみまで和らげてくれるというなんとも多彩な仏様なので、仕事の縁についてお願いしたということで。
ここから東京駅まで10km弱。無事蛙像を撫でてから帰りました。
これで都内の不動尊(修行の道場)についてはコンプリートです。次は千葉(涅槃の道場)か埼玉(菩提の道場)あたりを走りますか。