ツール ド 霊場 in japan

ロードバイク、御朱印、ゆるみくじ

2018年自転車巡礼まとめ

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ここらで2018年のまとめを。出雲巡礼は中断することになったが、今年中に結願するつもりだ。

偶然ではあるが、スタートに秩父34観音巡礼を選んだのは良かったと思っている。ここは非常に回りやすいし景色も良く、多少きつい坂も含めて自転車で回るのには適度なコースだったと思う。また、たまたまかもしれないが納経所の応対も良くしてもらい、すべてがその場で手書きの御朱印だった。←ここ大事。霊場会がきちんと機能しているのだと思われる。

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作法についてとやかく言われる場面もなかった。始めてまわるので納経など作法について怒られはしないかとドキドキしていたのも事実。多少距離は長いけれども寺の境内がコンパクトで、初心者が楽しくまわるには最適だと思う。

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出雲20霊場も特にトラブルはないが、田舎なのでとにかく補給地点が少ない。松江市内以外はほぼないと覚悟しておいた方が良い。腹ペコ走行に自信のない人は補給食必須。

また、社寺の敷地が広く見所が多いので、滞在時間が長めになる。今回の前半戦では人が不在の社寺はなかったが、たまたまタイミングが良かったようなので出直す覚悟はしておいた方が良いようだ。

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さらに、日本海側は朝晩の天気や気温がが変わりやすいので、冬場はレインウェアも必須。前開きのこまめに脱ぎ着しやすい服を準備して低体温症には気をつけたほうがいいい。都会と違って街中でも少し外れると街灯が少ないので、ライトは明るいものを出来れば2灯準備されたし。道路幅や整備の問題もあるのであまりスピードを出さず、時間や交通量によってはゆっくり歩道を走ることも念頭においた方がいい。

 

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行き帰りのサンライズ出雲は時間はかかるが、その分楽しめる。 おすすめ。

 

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正月ストレス

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正月のゆるい感じが苦手である。年末の仕事をやっつけて、軽く大掃除をして年賀状を出して、やることがなくなった途端に体調を崩す。毎年まず発熱して風邪をひく。常に適度なプレッシャーを与えていないとストレスが一気に吹き出してしまう体質のようだ。

仕事自体にはほとんどストレスを感じていない。人間関係や、遅遅として進まない会議など、面倒(=クソ)ではあるが、デフォルトなので受け入れてしまえばなんでもない事にしている。

しかし気づかないところでストレスを溜め込んでいるようである。いつも風邪はたいしたことはないが、結構な高熱が出ておさまらない。仕事始めは大概微熱状態で朦朧としているが表向きは元気なふりをしている。対面的を気にしているのではなく、そうしないと熱が下がらないのだ。昨日も会議中、深く考えているふりをして八割は意識が飛んでいた。良い子は絶対にやってはいけないが、風邪薬を1.5倍飲んでいるせいもある。

    

一方で、自転車で走っている時はストレスフリーでなければ走れない。自転車のちょっとした異音があると気になってしまう。ギヤチェンジの音やチェーンの軋みは元より、フレームバッグとパンツの擦れる音や、スポークの風切り音やタイヤと道路の擦れる音など、気になり出すとけっこう精神的負担になる。自転車の調子次第で旅が突然終わる可能性もあるので当然ではある。

 

さて、次はどこを回ろうかと白羽の矢を立てたのが護符内88霊場巡礼で、都内と一ヶ所神奈川をめぐる巡礼に決めた。ルートラボでルートを引いてさて明日から走ろうかと、銀行で両替をしようかと思ったら今週末は『みずほ』がまたメンテナンス休業である。

…orz…ストレスっ‼

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出雲神仏20霊場自転車巡礼2日目

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12月27日 (26日が雨天のため一日延期) 曇り時々雨または雪

8:00出雲駅出発。北に高気圧、東に低気圧で等圧線が狭いため北からの向かい風で進まない。北山を目指してとにかく直進して431号に突き当たったら右折。260号で左折して海岸で左折、しばらく進むと看板があり、駐車場まではゆっくりのぼる。

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9:10鰐淵寺到着。受付で入山料と納経料を支払う。御朱印は参拝中に書いていただける。御朱印の種類がいろいろあるので、朱印帳を示すか渡して指定した方が間違いがない。

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現在工事中の階段を登りきると拝殿がある。工事はこれから31年度いっぱいかかる予定とのこと。10:00出発。次は一畑薬師で23.3km

 

今度は北からの追い風で楽に走れる。湖北線・431号線は道が狭い上に車の走行量は結構多い。車には十分注意が必要だし、歩道が広い場合は速度を落として歩道を走る方が安全だ。この日は幹線道路で歩いている人とすれ違うことはほぼなかった。

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23号を左折して2kmくらい行ったところで700m先を左折の看板が現れる。これはルート1で、ここを左折すると3kmほどの山登り。ルート2はさらに1.5km先を左折すると1300段の階段登りとなる。前者を選択し、3km登って大駐車場へ。あと600mの表示のあとはご褒美区間となる。

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11:24一畑薬師の駐車場に到着。駐車場奥のバスのえきの向こうに土産店や飲食店が並んでいるがこの時期だからなのか開店休業状態である。

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回り込んで階段を140段ほど登ると広い境内に出る。ここは目のお薬師様で参道には目玉親父がいたが、境内にはのんのん婆ぁもいる。また面白いのは拝殿に向かって右側のお堂の砂踏みで、100の寺の砂が座布団に入っていてそれを踏みながら前にある茶碗に賽銭をいれて回ると100寺を回ったことになる効率的巡拝の例のヤツである。

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ここの向かい側に寺務所があり、まんま事務所になっている。ここでは御茶観音があり、賽銭を上げて御茶を観音像の頭から柄杓でかけると目にご利益があり、小泉八雲やのんのん婆ぁに連れられた水木しげる少年も参拝したようである。像の左右には御茶の接待があり、自由に御茶をついで飲むことができる。茶碗は自分で洗う。御茶を徳利にいれて持ち帰ることもできる。徳利代が¥500。この出雲神仏霊場の事務所もここである。なかなか商魂逞しい現代的な寺だと思う。

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で、この寺務所を抜けたところにサイクルラックがあるのだが、どこからここに乗り入れるのか?

12:09 出発。佐太神社まで22.5km。

 

431号に戻って松江に向かい、264号を北上する。途中雨が振り出し、レインウェアを着たり、中に着ていたものを抜いだりしてなるべく汗をかかないように走る。道なりに進んでいると佐太神社の駐車場に出る。

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13:24佐太神社到着。駐車場も含めて敷地は広いが横一直線の配置なので回りやすい。13:40に出発。月照寺まで6.8km。

 

37号を南下し松江市立第一中学の方へ右折する。月照寺の看板は気づかなかった。突き当たりが月照寺。ここは松江城藩主松平家の菩提所。

 

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14:20 月照寺到着。まずは受付へ行って出雲神仏霊場御朱印をお願いして入館料を払う。納経者は入館料半額の¥250+納経料¥500。入館料を払うと受付がある書院のに上がって座敷と奥の庭園を拝見することもできる。f:id:j_zero:20190106105400j:plain

まずは順路に沿って進む。いきなり鳥居と初代直政公(家康の孫)の墓がある。代々の墓と鳥居のセットを回り、最後に大亀の頭を撫でて御霊屋から振り出しの受付に戻る手前にやっと観音堂があり、ここは寺だと思い出す。

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神仏習合を思わせるつくりだが、その辺りの説明が一切ないのが不思議だ。

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苔むした非常に趣のある良い庭園寺だが、一つ注意しなければならないのは、九代斉斎(なりよし)公の墓へ行く階段である。上がるのは特に気にならなかったが、下る時に階段を見て間違いなく転ぶと直感した。急な上に階段の幅が狭く、さらに苔がびっしりで、昨日からの雨でいい感じに濡れていて真緑である。で、一歩慎重に足を踏み込んだ途端に滑って下まで飛んで全身で受け身をとってしまった。尻餅をついたのと多少手のひらを擦りむいたくらいですんだのが奇跡かと思われるような飛び方をした。靴とレインウェアはドロドロである。とにかく息を整えて先へ進む。15:00  出発。賣布神社まで2.3km。

 

JR松江駅方面に向けて走り、新大橋を渡ってすぐ右側に賣布(けふ)神社がある。

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15:15 自転車を路肩に止めて賣布神社の山門をくぐる。ここで結構な雨が降ってくる。御朱印をいただいて少し雨宿り。社務所の前に用意されている塩番茶をいただく。山門を出るその手前左側にサイクルラック発見。これは道路側からはわからない。15:30出発。次の八重垣神社までは5.1km。

 

新大橋通りを南下して、くにびき通りを左折、バイパスを直進してしばらく進む。

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16:02 八重垣神社に到着。かなり広い駐車場の一番手前にサイクルラックあり。お参りして社務所へいくと番号札を渡される。ここは見所が多いので、ゆっくり見ている間に御朱印を書いていただける。f:id:j_zero:20190106110231j:plain

 

夫婦椿と奥の院の佐久佐女の森、夫婦杉に鏡の池と御朱印ガールにとってのポイントが盛りだくさんである。メインイベントの鏡の森の縁結び占いの占い用紙を社務所でいただくことを忘れないように!f:id:j_zero:20190106110204j:plain‥正直、いい歳のオッさんにはもう関係ない。

16:18出発。本日最後の平濱八幡宮 武内神社まで5.2km。

 

246号を少し戻って247号を右折、道なりに4kmほど走ると左に鳥居が見える。

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16:35 平濱八幡宮 武内神社に到着。ここは五代の天皇に大臣として仕え、長寿とされた武内宿禰を祀っている。

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社務所左側に休憩所を兼ねた受付があり、こちらに入ってストーブで暖をとりながら御朱印を書いていただく。先客がいたのでこの時には気づいていなかったのだが、webの情報では実は受付は16:30まで下山の時間の規定はないが、17:00には戸締りが始まった。

 

16:53 下山し輪行出雲市駅まで帰るため、一畑電鉄 松江しんじ湖温泉駅まで走ること km。雪がチラチラ降り始める。帰宅時間なので、車の量は結構多い。輪行で帰るだけならJR松江駅の方が近いし¥30安い¥580だが、一畑電鉄・通称『ばた電』は、¥690+¥310の追加料金、合計¥1000で自転車をバッグに入れずそのままのせられる。

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松江しんじ湖温泉駅に着くと、吉田くんがお出迎え。すぐ手前に足湯がある。身体が冷えていたので待ち時間によっては浸かって行こうと思ったが、駅員に「列車がもう出るから、自転車のせるなら切符を買わずにそのまま乗り込んで!連結器側に自転車がくくれるから。」と紙を渡され列車に直行。くくっている途中で発車!  知ってはいたけど、これが結構なスピードでよく揺れるんだ。自転車が暴れているのを見ながらこの状態で良く寝れるものだと少し離れたところで寝ているお姉さんに感心する。

 

これから年末までは日本海側は雪と風で大変そうな予報なので、今回の弾丸霊場ツアーは打ち止めで、20社寺のうち12をまわったところで次回に持ち越し。少し距離はあるが、残り8つは天気がよければ1日で廻れるんじゃないかな?美保神社から大山寺の距離と獲得標高が微妙なところ。

 

秩父34観音巡礼に比べて見所が多いため、思ったより時間がかかる。また松江市内以外ではコンビニや途中で補給できるところがないので補給食と、天気がコロコロ変わるのでレインウェアも必携。今回はウインドブレイカーがわりにレインウェアを着て走っていた。日本海側は一日で天気や気温が安定しないので、準備はしっかりして欲しい。逆にウイブレいらないかも。

 

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出雲神仏霊場20 自転車巡礼1日目

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12月25 7:00 出雲駅出発 峯寺まで18.2km。f:id:j_zero:20190106103210j:plain

まずは、斐伊川へ向かって土手沿いを南下する。

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峯寺入口の看板を右折して坂を登り始める。峯寺1km先の看板の後、いきなり激坂の歓迎を受ける。チャレンジングな方はどうぞ。

 

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8:20 峯寺到着。 8:30からなので、左奥の観音堂に回ってみるとさらにその奥に修験根本道場がある。参道には可愛い祠の中に弘法太子が鎮座している。お参りを済ませ、8:30過ぎに納経所で女性に御朱印をお願いするが、慌てて右往左往されている。どうも寺の留守番の方だなと察しをつけて、「ゆっくりでいいですよ。」と話している間に車で若い住職がご出勤。

「歩いてあがってきたんですか?」の質問で気づいた。自分の身体から湯気が出ている。

自転車で登ってきたと伝えると、「徒歩で登る選択肢はなかったんですか?」と。麓の大看板のスペースに自転車を置いて徒歩で登る方がが正しいかもしれないが、自転車をくくれるものがなかった。

この寺ではは、お茶会や精進料理を振舞われたり(要予約)、奥に宿泊施設もあるとのこと。そんな会話をして8:40出発。須佐神社まで26.2km。

 

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ひたすら54号を直進する。三刀屋のバスセンターでトイレ休憩。右手のショッピングセンターが唯一の補給地点。ここを過ぎるとコンビニも何もない。自販機のみ。菅原トンネルまで登ると3km下ったあたりに須佐神社の看板が見えてくる。

 

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10:40 須佐神社到着。右手奥に駐車場とサイクルラック、奥に綺麗なトイレあり。何やら神事の最中で、社務所は不在。 一旦54号にもどってすぐ右の『ゆかり館』で軽く食事でもと思ったがこちらも11:30から。ここからなんとなく須佐神社の人が動き始めた様子がうかがえ、11:20くらいに神社に移動。社務所には数人ならんでいる。僕の前の二千円分のお守りを買った人が一万円札を出したために「ちょっと待ってごしない(下さい)。」と神主さんが奥に引っ込んで八千円を持って来て「これしかありませんわ。あとで郵便局行かないけませんわ~。」と。(建前上)商売ではないので、お釣りが出ないようにしましょう。ここでビンディング金具のネジが一本抜けてしまっているのを発見。その辺りを探すも見つかるはずもなく片足だけで走ることに。11:55予定時間をかなりオーバーしたので、『ゆかり館』向いのヤマザキでパンを食して出発。店の外に年季の入った近所の方が集まりそうなテーブルあり。長浜神社まで17km。

 

長~い才谷トンネルを下る。この日は車が少なかったがここを逆走するのはつらそう。

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12:56長浜神社到着。看板にスポーツにご利益ありとある。長めの階段を登り一通り回って社務所へ。鳴らしてみてくださいと書いてあったので、うっかり手に取るとシャラララーンと予想外の綺麗な音がしたため、買うつもりのなかった鈴守りを購入。13:20出雲大社へ向けて出発。9.5km

 

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9号戦から431号を右折し、電鉄出雲大社駅前を通って出雲大社の正面の坂を登る。

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正面の大鳥居を見て左に折れ、右手の駐車場へ。駐車場左手の事務所で駐輪場所を聞くとすぐ横に置くように指示される。

 

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地元民としては、ここからだと参道に戻るのは面倒なので、大しめ縄のある神楽殿側からショートカットして拝殿、本殿へと向かう。初めての方は是非参道を歩いていただきたい。くれぐれも参道の中央は歩かないように。神様が歩かれる場所なので。

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他の神社と違ってここでは二拝四拍一拝(普通は二拝二拍一拝)して拝殿裏の社務所へ。ここで御朱印と御縁珠を通す玉に組み紐のついたヤツを購入。14:18出発。日御碕神社まで9.5km。

稲佐の浜へ出て海岸沿いをひたすら上り下りする。ちらっと真っ赤な日御碕神社が見えるとすぐに右へ下って回り込む。神社直前の干物屋前にイカが干してあるのが風になびいている。

 

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14:48日御碕灯台には何度か行ったことはあるが、神社は始めて。とにかく赤く、こんなに大きかったのかと感心する。15:15出発。鰐淵寺まで19.1km、少し焦り始める。

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○○のルートでは平田市街地まわりで昇り降りが少ないが大回り、今回選択したルートは島根半島ブルべのルートにもなっている、海岸まわりで昇り降りがやや激し目。が、ややどころではなかった。披露と寒さもあって往生した。

 

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16:35鰐淵寺駐車場到着。ここで、膝から落ちそうになる。情報では入山は17:00までとなっていたが、駐車場の看板に16:15で入山受付終了の表記が。とりあえず受付まで行ってみようと歩くこと15分足らず。わかってはいたが、入れてはもらえず。早く下山しろ、写真も撮るなと促され、山を下る。工事に入っていたと思われる軽トラが3台、結構なスピードで下山して行く。駐車場には他にカメラ用一脚、三脚、ペット持ち込み、スパイク、尖った杖禁止の看板もある。ルールに厳しい寺である。駐車場に16:00前につかなければその時点で諦めた方がいい。こちらのルートをとった僕の失敗である。時間をみて、ここを飛ばして一畑薬師に行った方が良かったかもしれない。

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今日一日を通して社寺の滞在時間が予定よりオーバーしていた。田舎のせいか、敷地が広く見所が多いのだ。書き置きの御朱印が多いとの情報だったが、実際には日付をいれるし、ちゃんと書いていただける所もある。また神主さんがすべて一人で対応されているところもあるので時間がかかる。この時期に完走するには少なくとも4日はかかりそうである。

 

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出雲神仏20霊場自転車巡礼 出雲到着

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サンライズ出雲車内
目が覚めて列車内に設置されたNHKFMの端子にイヤホンを突っ込むといきなりミサが流れて驚いた。山陰のどこかのキリスト教会の中継のようだ。で、今日がXmasイブであることに気づく。サンライズ出雲のB寝台で昨日買っておいた缶コーヒーを飲みながらぼんやりしている。サンライズは車内販売がないので、乗車前に食料調達は必須。番組内で『雨は手のひらいっぱい(シュガーベイブ)』が流れ、懐かしく聞いていると、米子駅を過ぎるとラジオに被せてしょっちゅう車内放送で到着時間が知らされる。ラジオどころではなくなるので要注意。ほぼ定刻に出雲駅に到着。

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12月23日22:00発でサンライズ出雲で帰省。以前利用した逆向きの東京着は7:00なので、てっきり7:00くらいに着くものと思っていたら到着は9:50予定。考えてみれば、サンライズ瀬戸を切り離す岡山着が6:27で、それより早く着くと岡山で降りる旅行者は身動きが取れなくなるので当然である。

 

12月24日11:00荷物を実家に置いて出雲市体育館近くの仏壇の原田へ。出雲13、33観音巡礼についてはこちらが巡拝センターになっている。店のお母さんにパンフレットについて尋ねると、あちこちの引き出しをひっくり返して、中国33ヶ所他5種類ほどのパンフレットを持ってきて、「行事のために社寺に人がいない場合もあるので、参拝しても御朱印がいただけない場合がありますよ。その場合は出直してくださいね。」と、売り上げにはならないのに懇切丁寧に教えていただいた。

申し訳ないので、今回は予定にない出雲33観音巡礼の資料と専用御朱印帳を購入。

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稲佐の浜を経由して10kmほど走って出雲大社へ。出雲大社へ向かう大通りは、今風の新しい店舗が立ち並び、昔の面影は全くない。もっとも、子供の頃の印象は売れているのかよくわからない土産物屋しかなかった。蕎麦以外の名物がなく惹きつける何かが足りないなぁと感じる。大社を巡るコンテンツが。過渡期なんだろうと結論付け、今後に期待を馳せて大社の鳥居をくぐる。

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昨今の出雲大社の雰囲気もいろいろ整備されていて様変わりしていてる。参道にウサギがいたりスサノオがいたりと映えるポイントが増えている。今回、お祓い&神楽殿&年貢(?)の受付棟が新設されていて境内がかなり狭くなった印象で、これは正月の混雑時は大変だぞと勝手に心配したりする。※年貢とは大社教の檀家料の事らしい。

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社務所で出雲神仏20霊場の巡拝帳を購入。しかし、御縁珠について聞くのを忘れた。この巡礼は、御朱印料が¥500と他に比べて高いのだが、オマケで各社寺で、御縁珠というのがいただける。これは雲州そろばんの製作技術で作られたタマを組み紐に通して首にかけて巡拝するというものだ。

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これをかけていると出雲神仏20霊場の巡拝者だとわかるようだがこの後2日間の巡拝中に一度も見かけなかった。最もクリスマスのこのタイミングでの巡拝者が珍しいのだろう。このあとの天気予報ではホワイト巡礼になりそうである。

 

 

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帰省チケット購入

 

 11月23日

 9:45 東京駅八重洲口のみどりの窓口で、10:00から始まる一ヶ月後のサンライズ出雲のチケット予約のために並び、僕の順番がくる。「ここじゃなくて地下のみどりの窓口になります。ここを左に折れて地下に下ってコンビニを左に折れた先にありますが、一番奥にサンライズ用の看板が出ています。」と。さらに「看板が出てなかったら係員に聞いてください。」

 

 9:52 地下のみどりの窓口に到着するも看板はない。とりあえず列に並んで係員に質問する。「10分前まで看板を出していたが誰もこないので片付けてしまった。このまま並んでください」とのこと。ふ~ん、なぜ10分前に片付けるの?と思うがそのまま並んで10:00をカウントダウンする。結果、10:03に順番が回ってきて安い方から一番三番は売り切れとなっていた。輪行するので、三番目を狙っていたが、二番目を購入して自転車を個室に入れられるのか聞いて見たが窓口ではわからない様子だったので、行き当たりばったりでやりますかと腹をくくる。

 

12月1日

 9:30 地下のみどりの窓口で最後尾に並んでいる。50人くらいは並んでいるか?11月が30日までなので、12月31日分と1月1日分がこの日の10:00に発売なので必然的に多くはなる。今回は、出雲から東京へ帰りの予約チケット購入で並んでいる。

 この列は発車時間が違うからジャマだから外に出しとけ、時間がきたから最高尾に連結しろっていう列車並みの扱いで、並んだからといって特典はなく、かえって遅くなるという仕組みである。しかもサンライズ以外の購入者も間に入っている。なぜかモニターで3分前から電話の時報と合わせてカウントダウンし始めて1分前に突然カウントダウンをやめて普通の広告画面に戻るというサービスがある。中途半端に客を煽ってイラつく前にやめるという絶妙のタイミングを図っている。なんの意味があるのだ?多分時計を秒単位で合わせてラスト1分は自分で静かにカウントダウンを楽しめってことだな!

 見ていると窓口の対応は非常に早い。が、これだけ待ち時間があるのなら申込用紙に書かせた方がスムーズだ。もたついているのは客の方である。自分がどこまで行きたいか何に乗りたいかよくわかってない客がチラホラいる。本来ならスマホでそれをやれればいいのだが、サンライズはネット予約ができないので、炎上のタネをまいて飛び火させたくないのだろう。

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 10:06 なんやかやしている間に僕の番だ。帰りは自転車がないので安い方でいい。何なら雑魚寝タイプでもと思っていたが、そちらは売り切れ。往路と同じタイプに落ち着く。出雲行き往路乗車券を片道で買っていたのでこれを往復乗車券にしてもらう。

 次回このチケットを取る時は、東京駅以外の並ぶのが少ないところでとった方が自分の取りたいチケットが取れそうだ。…都内にそんな駅あるのか?

 

 

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出雲路巡礼のプランニング

 年末に出雲に帰省する際にどこか廻れそうなところを探す。観音13、神仏20、観音33とある。13は松江市周辺なので、一日で回ることが可能なようである。20と33は、この時期だと3日はかかりそうな感じで、特に33より20の方が広範囲でしかも大山を含むので、雪が降っているとアウト。悩ましいところだ。 

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 出雲20霊場は2005年4月に霊場開きされた新しい巡礼で、神社を12、寺を8カ所廻る全長340kmのスタンプラリーと呼んでも差し支えない?巡礼コースだ。スマホQRコードを使ったサイクリング巡礼もある。調べると、墨書きではなく書をスタンプにしたものを押すだけの神社もある。しかも置き紙を貰ってクリアファイル的な専用納経帳におさめて廻るようだ。う〜ん…非常に合理的だ。それだけ参拝者が多いということか?

 そそられるのは、御縁樹という各社寺にちなんだ漢字一文字が刻まれて木製の珠が御朱印と一緒にいただけることだ。満願証は鰐淵寺、大川寺、大神山神社以外ならどこでも取り扱っている(有料)。イメージソングまであるらしい。

 

天気が良さそうなら20をメインでサブで13を計画する。

 

 自転車は古いGIANTのOCR2を実家においておくつもりで輪行する。10年以上前に何となく買った前3段後ろ8段の24段変速だったがどう調整してもらっても前は2段しか動かない。変速機の仕組みが現状のものと違うので、壊れたら終了というなかなかスリリングな旅になりそうだ。

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