初心者向き弾丸自転車巡礼、東京10社
文化交流館の1階は売店とレストランがあり、地下には劇場もあり、落語会が催されていました。階段横で売店を冷やかしていると横を小さなおじさんが2人駆け下りていきました。こぶ平(今は正蔵ですね)とマネージャーのようでした。関係者入口はないんかいっ!
若洲海浜公園キャンプ場で、ULソロキャンプ
SOTOのミニかまどでコーヒーを淹れてぼーっとしていると、左後ろに気配を感じます。「…おともだち。」と小さな声が‥‥。
えっ!と思って振り返ると3歳くらいの女の子が立っています。てっきりタープ泊が珍しく思ったおっさんが覗きにきたものだと思っていたので、対処に困ってうろたえているところにお母さんが血相を変えてとんできて女の子を抱えて走り去って行きました。ろくにコミュニケーションもとれずに出会いは突然終了しました。
7月20~21日、若洲海浜公園キャンプ場で、ソロキャンプをしてきました。キャンプ場空き情報では、『空きなし』となっていましたが、13:00頃電話して確認するとキャンセルが出たということで、予約し、すぐに準備をして自転車で出発しました。
15:00現地に到着し、受付で¥600を支払い、申込書兼領収書とサイト地図を受け取ってキャンプ場へ入場します。一番奥の128番サイトです。
はやりのキャンプ形態はグランピング、デイキャンプBBQ、ソロ、ULあたりですが、若洲海浜公園キャンプ場はほぼグランピングとデイキャンプBBQですね。大きめのファミリーテントが立ち並んでいます。
そんな中、ウルトラライトソロキャンプの僕はタープ泊です。タープをダイヤモンド張りで建て、下に荷物を置いてから受付横のアウトドアセンターでたきつけ¥300を購入します。薪¥600は僕には大きすぎるし使い切れないので。
サイトに戻ってSOTOのミニかまどを組み立て、湯を沸かし、とりあえずコーヒー。
ぼんやりしていると、左後ろに気配を感じますが、マニアがタープ泊を覗きにきたものだと思っていたので、「…おともだち。」の女の子の声には驚きました。
すぐにお母さんがマンガのように女の子を抱えて走り去りました。
幼女と会話をしただけでも問題が発生しそうな昨今なので、一番平和な結末でしょう。おそらく、テントに戻ってから「知らないおじさんに近づいちゃダメ!」と諭されているはずです。
しかしその後も何度かその子がやや離れたところからこっちを伺っていました。なんだか二重に監視されているような感じがしていました。
そうこうしているうちに日も暮れ始めたので、蚊帳をポールに引っ掛けてタープを簡易ステルス張りに貼り直します。
買ってきた生ソーセージを焼いてノンアルビールをあけます。体内にアルコールを入れるとこの時期無駄に熱くなるのと何もやる気がなくなるので、僕にはノンアルがベストです。
ソーセージ達は自身の油で燃え上がりすぐに丸濃げになろうとします。次々に口に放り込むのであっという間に売り切れです。続いてカップキーマカレー飯にお湯を注ぎます。固めのカレー雑炊的な感じでしょうか?グルメな方ではないので、僕にはこの夕食で十分です。ベーコンの燻製も作ってみましたが明朝用に残しておきます。
この日は荒川の花火大会で、キャンプ場から海釣広場の方へ出るとビルの向こうに都会の花火を眺めることができました。ここから逆に海沿いのサイクリングロード側へまわると8:30からディズニーランドの花火も見ることができます。 つまりここは、毎晩プチ花火大会が催されます。
離れたところで学生グループが3:00頃まで騒いでいたので何となく朝まで寝たり起きたりを繰り返しました。夜半から雨も降ってました。
5:30頃雨も上がり、ふと目が覚めたのでそのまま起きて火をおこしてコーヒーを入れました。ベーコンとオレオとコーヒーで朝食とします。
バキッ
という音とともに、後ろにブザマにひっくりかえりました。某DIY shopで購入した軽量チェアがジョイント部分でボッキリ折れています。最初に思ったのはケツに刺さらないで助かった。次は、すっ転んだのを誰かに見られたのか?ですかね。さらには、コーヒーを持ってなくてよかった、です。
10:00退場なので、ポールを2本立ててタープとシュラフを干している間にのんびり撤収にかかります。
帰りの荷物を減らすべく、紙ゴミと残った焚き付けを焼き尽くしてキャンプ終了宣言です。
9:30頃場内放送で退場を促されるのでリュックを担いで退場します。
走り出した頃から急に雲行きが怪しくなり、帰る頃には土砂降りでした。(T . T)
BRM601日本橋200牧場 最後のブルベ?
関東36不動尊自転車巡礼_千葉県 結願の旅
今年のGWは10連休で、参拝者や宿泊者が多いだろうと、一週はずして千葉県 涅槃の道場を巡ってきました。成田山新勝寺を除くと全く参拝者がいない状態で、また外房は走りやすくサクサクまわれました。ただ、成田山から東京へ向かっては、高低差はほとんどないものの走行車の量が多いため途端に自転車には辛い道路状況になります。成田山からの帰りは疲労もあり、結構時間をかけました。
5月18日(土曜日)
5:42 東京駅(総武線快速 佐倉行き) ¥1,490
6:20 千葉駅 乗換
6:32 千葉駅 (内房線 上総湊行き) 始発駅
7:28 大貫駅到着
最上寺
8:49 大貫駅 (内房線 館山行き) ¥842
9:35 館山駅 乗換
10:23 千倉駅 到着
大聖院、大聖寺、寳勝院
18:00 太陽の里 宿泊
5月19日(日曜日)
成田山新勝寺 結願
5月18日(土曜日)曇天
東京〜大貫間は、京葉線で蘇我乗り換えもありますが、千葉駅が始発駅だったので、こちらを選択。7:28に大貫駅到着し、1.3km先の最上寺へ向かいます。
7:52 最上寺着
駐車場は広いものの駐輪できる場所が見当たりませんが、人の通りが少なそうなので、適当にたてかけて境内へ向かいます。8:30に納経所が開くので、時間があるので、右手奥の階段を登ってみると奥の院の跡らしきものがあります。その右手に水かけ不動がありますが、早朝のせいか水がなく、わずかに柄杓に溜まっていた水を不動様の足元のかけて拝みました。
さらに登ると何があるのかと結構登りづらい小山を登っていくと、木のベンチのある展望台のような場所になっていました。左側からも降りれるようになったいたので、こちらから降りてみましたが、荒れ放題でさらに歩きづらくなっています。右から上がってそのまま降りる方が正解です。上がる必要は特にありませんが。
しばらく境内におりて待っていると檀家の方が法事のお迎えにいらして、出てきたご住職に「御朱印?」と聞かれたので、「早くについてしまったんですが、お願いできますか?差し込み式の方です」とお願いするとすぐに用意してもらえました。手書きの御朱印の場合は時間がかかるので、断られていたかもしれません。奥の院のことを伺おうと思っていましたが、話す暇もなく車に乗って行ってしまいました。御朱印をいただく際に一緒に御供物をいただきました、無言で。
霊場巡りのサイトには、法事その他のため不在の場合は御朱印をいただけない場合があるとも書かれているので、そういう意味では僕はラッキーなのだと思います。法事の直前や直後で出直さずにいただけていることが何度かありました。
ここから次の寺まで自転車で走ると今日中に寳勝院にたどり着けなさそうなので、再度大貫駅へ戻って内房線で千倉駅まで行き、大聖院に向かいます。館山駅の乗り換えの待ち時間で一度駅を出てコンビニでパンと飲み物を買って軽く食事をとりました。10:30に千倉駅を出発、6.3kmほど走ります。
10:50 大聖院到着。
「元は山の上に奥の院があったけれども今は裏の階段を登ったところにあります。戸が閉まったままになっているので自分で開けてお参りしたら閉めて降りて下さい。」セルフサービスですね。山の上には何があるか尋ねると、特に何もない登山道になっていて1時間はかかるとのこと。
看板はこうなっていますが、こっちに奥の院はもうありません。
11:10 奥の院を拝んで次の大聖寺に向かいます。66.6km
海からの風で、砂が舞い上がり、黄砂状態の128号をひたすら北東へ走ります。
日蓮聖人誕生寺が途中にあり、ちょっと惹かれましたが、よると小一時間過ごしてしまいそうなので、スルーして走ります。
15:09 大聖寺 到着。山門側には駐輪できないので、駐車場まで進んで自転車を駐めるとモルタル造の本堂があり左側に納経所があります。拝んで御朱印をいただきます。特筆すべきことはありません。
15:20 本日最後の寳勝院へ向かいます。11.9km
いすみ鉄道を左手に見ながら465号を進みます。道なりに30分ほど走るとすぐに見つかりました。
15:51 寳勝院 到着。
住職に「自転車ですか?」と尋ねられ、「大聖院から80kmほど走って来ました」としばし談笑。この時、今日はあまり人と話していないなぁと気づきます。このまま今日の宿泊と決めていた太陽の里へ行くのは面白くないので、少し先の出雲大社上総教会へ足を延ばすことにしました。1km
16:15 出雲大社上総教会 到着。
国吉神社の手前に出雲大社本殿とは似ても似つかない社と、隣に金比羅社が3社セットで建っています。御朱印もおそらく印刷のものが社殿に置いてあり、賽銭箱に収めるセルフサービス形式です。¥300
16:30になったので、柏手を打って片付けが始まりましたが、出雲大社の柏手足りないぞと思いながら眺めていました。この適当さも嫌いじゃないです。
18:00 太陽の里 到着。
宿泊の際、不安なのは自転車を外に止めることです。サイトでは、2017年に3階に駐輪スペースを作ったと紹介していましたが、現在はなくなっていました。それほどサイクリストを呼び込めなかったようですね。しかし、輪行バッグにいれると荷物として預かってくれます。
ここはすごく普通です。何もかも普通です。海水浴客がメインなのか、土日でもそれほど客も多くなく、お湯は綺麗です。ただ、周りに何もありません。食事をしてから行こうと思いましたが、探している間に到着してしまいました。
TV付きのリラックスルームで過ごしましたが、コンセントがないので、充電はできません。
食事は敷地内にピザ屋や、焼肉屋がグループ企業としてありますが、建物の中の食堂で済ませました。ここで注意するのは、9時でメニューが変わり、若干高くなるのと、セルフサービスになるところです。切り替わる時間がグダグダで、セルフなのかなんなのか良くわからない状態になってました。
5月19日(日曜日)
5:00前に目が覚めてそのまま朝風呂へ。他に三人ばかりいたでしょうか。ゆっくり入浴して着替えて6:00には精算を終え、自転車を組み立て、まずはすぐ近くのファミマのイートインで軽く朝食を摂り、6:30最後の成田山新勝寺へスタートします。
号を北上しずっと田舎道を走ります。成田市にはいってすぐ右手のイオンにトイレ休憩に入りましたが、スマホで確認すると、もう成田山は目と鼻の先でした。
10:05 成田山新勝寺到着。
到着したものの自転車をおけるところが見つかりません。周囲をグルグル回りましたが、それらしいものが見つからないので総門真ん前の成田山信徒会館で伺ったところ、受付のおじさんは「ないよ」とのこと、この周囲は道幅も狭くちょっとその辺に止めることができる様子ではありません。一旦イオン成田富里店まで戻って(1km弱)駐輪させてもらうかなどと考えていると、「自転車参拝の人は書道美術館に止めてるらしいよ」とこっそり教えてくれました。地図まで描いて、こっそり。日曜は人がいないから大丈夫らしいよと。地図を頼りに行ってみると書道美術館ではなく仏教図書館でした。調べると書道美術館は月曜定休です。手書きの地図を頼りに探しましたが、書道美術館への行き方もわからず、多分ここの間違いだろうと図書館にこっそり駐輪させてもらいました。結果正しいかどうかわからなかったので、新勝寺をゆっくり見て回ることができませんでした。
総門へ戻って階段を登り本堂へ向かいます。ここの境内は広く、仏教テーマパーク状態なので、パンフレットを見ながら歩きます。本堂ではお炊き上げの最中で、中はいっぱいで立ち見状態です。要はライブです。ライブを身終えてすぐ右にある納経所でならびます。が、36不動の御朱印授与はこちらではありません。奥の院のさらに奥の大塔での授与となります。
ここではありません。
大塔で御朱印と結願証をいただいて御朱印¥400+結願証¥1000で、¥1400を納めます。
大塔には歌舞伎の成田屋との歴史展示があり、オリエンタルランドがスポンサーを募ってアトラクションを運営しているようなものかなと、不謹慎なことを考えたりします。ただ、当時からこれだけの規模のものを運営して行くためには、それなりの営業、広告コストをかける必要はあるので、さもありなんといったところではないでしょうか。また、こういう仏教テーマパークという娯楽が当時から必要だったのだろうと勝手に思っています。
大塔の南東側に階段を降りたところが公園になっていてゆっくり歩いて回りたかったのですが、先の駐輪の件が気になるので、すぐに自転車に戻って走り出します。11:15 東京まで55km
成田山までは36不動巡礼の中でも自転車で最も走りやすい経路でしたが、ここから東京までは最も自転車に適さない経路となります。道路幅はあっても、通行量が多いのと、道路の荒れているところが結構あります。行きは輪行有りで、帰りは自転車走行というルールにしているので、安全運転でゆっくり帰りました。
これで1月26日から始めた関東36不動尊自転車巡礼コンプリートです。wikiによると不動明王は大日如来の化身で、仏教を信じず煩悩を抱えまくっている最も救い難い輩を忿怒の姿で、力尽くで救う仏のようです。僕のために存在してらっしゃるようです。
高尾山内八十八大師徒歩巡礼トラップだらけでリタイアの旅
2019年5月2日8:00
GWに家族で出かける文化のない我が家も、昨夜突然カミさんと二人で「高尾山に行こう!」となり、それなら高尾山内八十八大師を廻りますかということで、家を出ました。
web上では6時間あれば廻れるという情報を得ているものの、カミさんの足でどこまでクリアできるかは未知数ですが、行けるところまでということに。この人、来年富士山に登ると言い張っているので(←本気か?)、その練習も兼ねて。
結論から述べると早々に諦めました。原因は、疲れたわけでもなく、アクシデントでもなく、天候でもありません。地図がわかりづらく、二番目の目標地点から失敗しました。後日再度挑戦するために、また高尾山初心者が同じ失敗をしないように記しておきます。
9:27 調布駅 乗り換え 京王線準特急<高尾山口行き) ¥597
10:03 高尾山口行き到着。
高尾山内八十八大師巡礼は、寺を廻るのではなく、高尾山内に点在する仏像を拝んで回り、不動院と琵琶滝、蛇滝の三箇所で印をもらって不動院に戻るというものです。
ケーブルカーの清滝駅手前右側2号路を登るすぐ右にある高尾山薬王院別院不動院で参拝案内図と詳細案内を¥100で購入します。この参拝案内図が曲者でした。
そのまま一号路を登ると逆打ち(逆回り)になるので、まずは2号路を登る左手から入ったところにある1番から8番までの仏像=四国の寺を拝みます。詳細案内と同じ並びで並んでいます。次は二本松の前広場を目指します。
まずは案内図の洗心橋を探しますが、見つかりません。
カミさんのたぶんこれだと根拠のない意見に乗ってこの看板横の橋を渡って登りました。僕もこれが6号路だと思い込んでいましたが、あとでコースマップで確認すると、これは稲荷山コースで、難易度4のコースでした。登るのにはそれほど大変なコースではありませんが、昨日までの雨で、道はかなりぬかるんでいて下りの時は危ない感じです。うすうす間違えたことに感づいてはいましたが、稲荷山頂上の東屋で間違い決定。6号路の合流地点でそこから下ろうということになりました。
が、この日6号路は下りが禁止です。
高尾山の頂上がもう1kmほどなので、一旦頂上を目指します。
12:32 高尾山頂上到着
登ってきたコースの登山客はまばらでしたが、上はかなり混雑していました。頂上の碑の写真撮影も順番待ちの列が二手にできて交互に撮影していました。
駅で買った弁当を食べていると、この日は晴れの予報でしたが雨がパラつきはじめ、早々に下山し、3、4号路経由で、二本松、琵琶滝を目指します。
雨はパラついた程度であがりましたが、この時点でもう今日のクリアは諦めました。実はカミさんは88ヶ所廻るのを始めはかなり渋っていたので、琵琶滝と、渡り損なった洗心橋を確認して帰ることにしました。
二本松の前の広場らしき分岐点に出たところで第16番観音寺の碑らしきものが少し登ったところにあり、確認にいくとビンゴでした。9から16番札所までの寺があります。
ここのロケーションが気に入ったのと、一箇所で一度に数寺を拝めるということで、彼女は俄然やる気になったようですが、ここからもう一度薬王院まで登るほどのやる気はないようなのでこのまま琵琶滝へ向かいます。
琵琶滝では不動を祀った社の左に滝があり、ここで滝行が行われるようです。出直すつもりなので、今日は印をもらわず、6号路を下り、洗心橋を目指します。
が、やっぱり見つかりません。ウロウロしているとカミさんが、「7人の小人」がいると僕を呼んでいます。見ると、不思議な仏像の集団が鎮座しています。この中の七福神像が、ちょっと西洋風の顔立ちで、「じゃあ、こいつが白雪姫だな」と指差すと、「不謹慎な事を言うもんじゃない!」と怒られました。言い出したのはあなたですよね、と心で叫びながら隣をみると洗心の碑があります。てことは、この下の何も名前のない橋が洗心橋?確認はしてませんが。
高尾山内八十八大師巡りは高尾山初心者にとってはトラップだらけです。初心者が一日で廻るには結構ハードルが高そうなので、もう一度仕切り直します。
ケーブルカー駅まで戻って右手へ折れて、TAKAO599MUSEUMへ行ってみました。ぬかるみを歩いたので靴がドロドロですが、建物右手の裏口前にシューズを洗う場所とブラシがあります。ここで泥を落として中に入ります。入場無料。
高尾山の動植物が綺麗に展示され、カフェも併設されている博物館です。展示は多くはないですが、さらっと見て帰れます。無料ですし。じゃぶじゃぶ池もあり、子供が遊んでました。
今回勘違いしていたのは、結願寺がスタートの88番札所、薬王院別院だと思っていたら、薬王院御護摩受付所のようなので、順打ちではもう一度登ることになります。今回順打ちで廻り切ったとしてもおそらく別院に戻ってきたところで心がぼっきり折れるところでした。
結論
高尾山内八十八大師を一日で廻るには少し早めに出発してオリエンテーリング的に仏像を探しながら歩き、また16:00に薬王院御護摩受付所が閉まるまでに到着しなければならず、琵琶滝から二本松を回って清滝駅へ戻って2号路からは逆打ちしないと無理っぽい。
般若心境を唱えている暇はないぞこれ。
関東36不動尊自転車巡礼_神奈川篇02
2019年4月13日(土) 晴
快晴です。雲は見渡す限りこれ一つ。
8:30に納経所が開くのを想定して、東京を6:45出発。今日は神奈川の残りの4寺を巡ります。
8:18 金蔵院到着。
納経所が開くのは9:00〜16:30と張り紙がしてあるので行ったん退散して近くのセブンイレブンのイートインで時間を潰します。駅から離れた住宅街の中なので喫茶店などは見当たりませんでした。
参道の桜の間をもう一度歩き直して山門をくぐります。極才色の手水舎で手を洗って本堂で手を合わせ、滑車に下がっている数珠を引きます。8個珠を落とすことで厄が落ちると書いてありますが、珠が落ちる際に結構な音がするのに驚いて何個落ちたかなんてわかりませんでした。
本堂左奥を上まで登ると不動堂奥の院があります。
御朱印をいただいて、2号に入って南下し12km先の真福寺へ。9:08
駐車場から道路を渡って階段をおりますが、左手の階段を降りると細い階段を登って本堂へ、正面から登れます。右手の階段は裏口になります。
10:03 4番 真福寺到着。
納経所は本堂の中です。10:00から法事の予定ですが、檀家の方が遅れているようで先に済ませましょうということで御朱印をいただいてから線香をあげて拝ませていただきました。
檀家の方が現れないので、しばし談笑。問い合わせが多いので、一昨年の御開帳の時に配布されていたシールを貼る台紙を手配しましたとのことで、せっかくなので購入しました。(¥100)また、写経を渡すと、『写経記念おはな』なるものをいただきました。
法事前の忙しい中、のど飴のご接待までいただきました。ここから4km先の延命院へ。10:12
成田山系列としてはおとなしめで本堂のみです。広めですが、駐輪場がありません。下の駐車場は鎖で入れませんでした。
成田山ってどこへ行っても鉄パイプを多用してて不思議、違和感があります。さらに違和感を覚えるのが、ここは寺務所がプレハブです。本殿含めて何だか全体的にとってつけた感満載です。最近建て直されたのかな?
狐のゆるみくじを購入し、御朱印をいただいて次へGO!17km。 10:53
11:59 7番 平間寺 川崎大師 到着。
ここは広いですね。公園状態です。人も多いです。参拝客というより、近所に住む散歩の方と観光客です。
不動堂は本堂左奥にあり、不動堂の中で御朱印をいただきます。(9:00~16:00)書き置きタイプなのですぐいただけましたが、その場で書いてもらうタイプのものは札を渡されて順番待ちです。5組くらいいらっしゃったでしょうか。
小一時間ほど過ごして仲見世で名物とんとこ飴を購入し、(¥500)東京へ向かいました。
霊場巡りをしながらも、普段特に願い事を唱えたりはしないんですが、今日は長男が柔術の東日本大会に出場しているので多少気にはかけていました。
そんな中、休憩室で座っていると長男から優勝したとLINEが入りました。東日本大会とはいえ、柔術はマイナーすぎて、予選なしで出場できる上、対戦が3回戦だけですが、不動様のご利益としておきましょう。
これで東京、埼玉、神奈川の3都県を巡り、残すは千葉県:涅槃の道場、5寺です。ここは寺の距離が離れているので、最低2日はかかります。一泊するか、別の日に走るか悩みどころです。
関東36不動尊自転車巡礼_神奈川篇01
2019年4月6日(土) 晴
「駐輪場がない。」
大山寺ケーブルカー駅を目指して自転車を押し登りましたが、駐輪場どころか、自転車をくくれる場所が皆無です。自転車を押してきた細い道路と並走する仲見世はずっと階段です。判断を誤りました。
絶対に自転車で上まで登ってはいけません。
バスのロータリーまで戻ってフェンスにくくりつけましたが、ここも正解かはわかりません。下のゲートの手前に自転車ラックがありましたが、かなり離れているので不安が残ります。
6:07 東京駅(東海道本線 熱海行き) ¥1,490
7:35 小田原駅 到着
12:23 大山ケーブル駅 往復¥600 片道¥350
12:25 大山駅
神奈川は1、2番札所が他と距離が離れていて、しかも山の上なのでこの日は3寺、時間があれば4寺を目論みます。初夏の陽気ということなので、半袖Tシャツと半袖サイクルウエアとウィンドブレイカーというこの時期としては軽装です。
7:35 小田原駅到着。駅前で自転車を組み立てて13km先の清瀧不動尊へスタート。7:55
走りはじめは快調に飛ばしていましたが、山はさすがに急なので歩いて登りました。今回もこいつが活躍します。途中、十八丁目茶屋と二十二丁目茶屋を横目で見ながら登ります。
駐車場の金網フェンスに自転車をつないでから参道・総受付の矢印を見ながら登りますが、一般駐車場の上の関係者駐車場の先から裏口的な入り方もできそうです。
9;06清瀧不動尊到着。思いのほか時間がかかりました。清瀧不動尊のweb情報にはありませんでしたが、稚児行列の最中で、装束を着て化粧をした子供達20人くらいとその3倍くらいの大人達が右往左往しています。
稚児行列は僕は知らなかったのですが、花祭りに行われる6歳対象の七五三的な行事のようですね。不思議なのは、子供の装束が神官と巫女なことです。神仏習合の名残りと思われます。
催しがいつ始まるかわからないのと結構広いお寺なので、まずは奥の院へ向かって登っていると法螺貝がなりました。始まっちゃったかと思いつつもまあしばらく何かやってるだろうと思い、奥の院やら巨大下駄やら見ながら境内に戻ってみるとすっかり催しは終わって家族写真撮影会となっていました。残念。
総受付で御朱印をいただいて天狗のゆるみくじ¥500を購入し、気を取り直して75号を東へ35km先の大山寺へ向かいます。9:45
その後246号から左折して612、611号へ入ると緩めの坂を登ります。
この門を過ぎると急に坂がきつくなります。さらに駐輪場がありません。冒頭でも書きましたが、絶対に自転車で上まで登ってはいけません。観光案内所近くのバスのロータリーの外側フェンスくらいしかとめるところはありません。
12:23 参道の階段横の売店を冷やかしながら大山ケーブルカー駅に到着。ちなみにこの駅の自販機が突然観光地価格になるのは内緒です。ここまでの徒歩運送費と考えましょう。¥200でアクエリアスを購入。下界のものより¥40円分うまいっス。
今回も時間短縮のためケーブルカーで上ります。(ケーブルカーは9:00~17:00の間20分間隔で発車)座席はかなり狭いです。170cmの僕でも膝が前の席の背もたれに当たってます。ちなみに標準より短めの足が搭載されているにもかかわらずです。
12:50 雨降山 大山寺 来迎院到着。大山駅からここまでは、途中急で乱雑な登りにくい石段で裏口的な右側と緩やかな坂からの参道の36瞳子が並ぶ石段の左側の道の左右に別れます。結果、どちらも急な階段です。ここは左側に進む方をお勧めします。
「関東の三大不動」とされる大山寺は、秋の紅葉のライトアップが美しいとされています。本堂の中、右側にある納経所で気さくな住職と少し会話し、御朱印をいただきました。住職の趣味なのか、本堂は外も中もなんだかワサワサしています。
境内は鯉とウシガエルが泳ぐ池やかわらけ投げ(2枚¥300)などが割とこじんまりとまとまっています。他にも見所があったはずだと思いながらそのまま下山してしまいました。後から考えると、本堂右手から裏にまわれたのかも。
13:22のケーブルカーで下山。
246号を48km先の等覺院へ走りますが、等覺院周辺まで行かないと補給場所が非常に少ないです。腹ペコ走法のできない方はコンビニ、飲食店を見つけたら早めにピットインした方がいいかもしれません。
16:19 6番 神木山 長徳寺 等覺院
神木交差点から等覺院への入り口が細い道で、多少迷いながら到着。本堂に入って左手に立派な不動像が鎮座しています。参拝して右手の寺務所で御朱印をいただきこの日の巡礼は終了しました。16:52
東京駅まで27km。