関東36不動尊自転車巡礼_埼玉篇
2019年 3月2日(土) 快晴、翌日は雨
「またやっちまったな~。」秩父線樋口駅で自転車かついで降車しましたが、駅に人はいません。9:00まで無人駅のようです。秩父線はICカードが使えないので窓口でカード処理してもらって現金で払えばいいんじゃね?の考えは打ち砕かれました。人がいなけりゃ処理してもらえません。
無人の場合は用紙をとって最寄駅へ持って行くシステムですが、そのまま営団地下鉄では処理できるとは思えません。用紙をとってとりあえず29番札所、洞昌院苔不動尊へ向かいます。寄居駅で乗り換えの際に一度処理は必須なので、そこで終わっているのかもしれませんが、洞昌院を参った後で寄居駅によって事情を説明してカード処理して¥380払いました。
無人駅でおりてわざわざ駅の外から支払いにきているのが駅員さんには不思議な顔をされました。言ってることがちゃんと伝わっていなかったかもしれませんが、¥380程度であとでもめる方が面倒です。
5:35 東京駅(丸ノ内線 池袋行き)
7:20 小川町駅 乗換
7:42 寄居駅 乗換
7:53 樋口駅 到着
7:53 樋口駅灯着の場面からやり直し。自転車を組み立てて8:05に西に向かって出発しました。この日も天気は良好です。明日は雨予定なので、今日一日で埼玉をコンプリートしたいところです。埼玉県内の5寺をまわって東京駅までの距離は150kmほどあります。最後の喜多院川越大師までは110km。前回の東京都内高尾山から東京駅篇ではちょっとゆっくりし過ぎたので、今日は早めに回るのが目標です。
8:19 29番札所 洞昌院苔不動尊
8:30からと張り紙がしたありましたが、ちょっと早くついてしまいました。こちらでは御朱印は書き置きタイプと言いつつ本堂に上がらせていただき拝んでいる間に、その場で書いていただきました。
ここから140号を東へ47.5km走ります。
ここは広く、閑散としています。田舎の大きめの寺という感じです。これで隣に寺経営の幼稚園があれば完璧です。
ここから26kmほど南下します。この辺りから徐々に道が大きくなり走りやすくなってきました。
12:31 31番札所 岩槻大師 喜多向き不動尊
本堂裏側に大きめの駐車場がありそこに駐輪して裏口(南)側から入りました。山門は北側にあります。こじんまりした寺で、向かって右側の納経所へ直接いくと本堂の中にいれていただけて御本尊を拝むことができます。時期的にひな壇がありましたが、ダルマがギッシリ並んでいました。
さてここから20.4kmほど南西へ向かいます。ここまで北寄りの追い風で平地で40km/h出ている時もあり、かなり楽に走れました。
ゴワ~ン
鐘がなっています。が、ひとけがありません。誰が突いてるんだ?録音かな?
ゴワ~ン
近寄ってみると確かに撞木が突いて鐘がなっています。撞木の上に何やら細いアームが見えます。アームの先には白いローラーが突いていますが、ここに動力が伝わるようなチェーンもシャフトも見当たらないなぁと思っているうちにアームが上がって終了してしまいました。
成田山系列は、このロボット撞木をはじめ参拝客を楽しませるアトラクションがあり、テーマパーク的で実は結構好きなんです。
で、隣が28番喜多院です。300mほどでしょうか?川越不動尊を右へ出るとすぐ参道です。
15:08 28番札所 喜多院 川越大師
ここは公園になってますね。埼玉の公園って感じです。建物の配置、売店から何から垢抜けしてなくて落ち着くというかなんというか。何だか写真が撮りにくい、何かが邪魔して思うように撮れないところでした。
ここから東京駅までは40kmほどです。10kmほど走った先のイオンのベーカリーのパンとコーヒーで休憩して駐輪場に戻るとサドルバッグが消滅しています。サドルバッグにはパンク修理セットしか入っていませんが、きっとパンクして困った人がいて僕の修理セットを使っちゃったんでしょう。東京までパンクしないようにとハラハラしながら30kmの道のりを帰ってきました。
今日まわった埼玉の寺の方々は一様にというか、測ったように皆穏やかでした。で、この一件、よくも悪くも埼玉を満喫した一日でした。