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高尾山内八十八大師徒歩巡礼トラップだらけでリタイアの旅

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 2019年5月2日8:00

GWに家族で出かける文化のない我が家も、昨夜突然カミさんと二人で「高尾山に行こう!」となり、それなら高尾山内八十八大師を廻りますかということで、家を出ました。

web上では6時間あれば廻れるという情報を得ているものの、カミさんの足でどこまでクリアできるかは未知数ですが、行けるところまでということに。この人、来年富士山に登ると言い張っているので(←本気か?)、その練習も兼ねて。

 

結論から述べると早々に諦めました。原因は、疲れたわけでもなく、アクシデントでもなく、天候でもありません。地図がわかりづらく、二番目の目標地点から失敗しました。後日再度挑戦するために、また高尾山初心者が同じ失敗をしないように記しておきます。

 

8:47 九段下駅 都営新宿線(京王多摩センター行き)

9:27 調布駅 乗り換え 京王線準特急<高尾山口行き)     ¥597

10:03 高尾山口行き到着。

高尾山内八十八大師巡礼は、寺を廻るのではなく、高尾山内に点在する仏像を拝んで回り、不動院と琵琶滝、蛇滝の三箇所で印をもらって不動院に戻るというものです。

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ケーブルカーの清滝駅手前右側2号路を登るすぐ右にある高尾山薬王院別院不動院で参拝案内図と詳細案内を¥100で購入します。この参拝案内図が曲者でした。

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そのまま一号路を登ると逆打ち(逆回り)になるので、まずは2号路を登る左手から入ったところにある1番から8番までの仏像=四国の寺を拝みます。詳細案内と同じ並びで並んでいます。次は二本松の前広場を目指します。

まずは案内図の洗心橋を探しますが、見つかりません。

 

カミさんのたぶんこれだと根拠のない意見に乗ってこの看板横の橋を渡って登りました。僕もこれが6号路だと思い込んでいましたが、あとでコースマップで確認すると、これは稲荷山コースで、難易度4のコースでした。登るのにはそれほど大変なコースではありませんが、昨日までの雨で、道はかなりぬかるんでいて下りの時は危ない感じです。うすうす間違えたことに感づいてはいましたが、稲荷山頂上の東屋で間違い決定。6号路の合流地点でそこから下ろうということになりました。

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が、この日6号路は下りが禁止です。

高尾山の頂上がもう1kmほどなので、一旦頂上を目指します。

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12:32 高尾山頂上到着

登ってきたコースの登山客はまばらでしたが、上はかなり混雑していました。頂上の碑の写真撮影も順番待ちの列が二手にできて交互に撮影していました。

 

駅で買った弁当を食べていると、この日は晴れの予報でしたが雨がパラつきはじめ、早々に下山し、3、4号路経由で、二本松、琵琶滝を目指します。

雨はパラついた程度であがりましたが、この時点でもう今日のクリアは諦めました。実はカミさんは88ヶ所廻るのを始めはかなり渋っていたので、琵琶滝と、渡り損なった洗心橋を確認して帰ることにしました。

 

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二本松の前の広場らしき分岐点に出たところで第16番観音寺の碑らしきものが少し登ったところにあり、確認にいくとビンゴでした。9から16番札所までの寺があります。

ここのロケーションが気に入ったのと、一箇所で一度に数寺を拝めるということで、彼女は俄然やる気になったようですが、ここからもう一度薬王院まで登るほどのやる気はないようなのでこのまま琵琶滝へ向かいます。

 

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琵琶滝では不動を祀った社の左に滝があり、ここで滝行が行われるようです。出直すつもりなので、今日は印をもらわず、6号路を下り、洗心橋を目指します。

 

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が、やっぱり見つかりません。ウロウロしているとカミさんが、「7人の小人」がいると僕を呼んでいます。見ると、不思議な仏像の集団が鎮座しています。この中の七福神像が、ちょっと西洋風の顔立ちで、「じゃあ、こいつが白雪姫だな」と指差すと、「不謹慎な事を言うもんじゃない!」と怒られました。言い出したのはあなたですよね、と心で叫びながら隣をみると洗心の碑があります。てことは、この下の何も名前のない橋が洗心橋?確認はしてませんが。

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高尾山内八十八大師巡りは高尾山初心者にとってはトラップだらけです。初心者が一日で廻るには結構ハードルが高そうなので、もう一度仕切り直します。

 

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ケーブルカー駅まで戻って右手へ折れて、TAKAO599MUSEUMへ行ってみました。ぬかるみを歩いたので靴がドロドロですが、建物右手の裏口前にシューズを洗う場所とブラシがあります。ここで泥を落として中に入ります。入場無料。

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高尾山の動植物が綺麗に展示され、カフェも併設されている博物館です。展示は多くはないですが、さらっと見て帰れます。無料ですし。じゃぶじゃぶ池もあり、子供が遊んでました。 

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今回勘違いしていたのは、結願寺がスタートの88番札所、薬王院別院だと思っていたら、薬王院護摩受付所のようなので、順打ちではもう一度登ることになります。今回順打ちで廻り切ったとしてもおそらく別院に戻ってきたところで心がぼっきり折れるところでした。

結論

高尾山内八十八大師を一日で廻るには少し早めに出発してオリエンテーリング的に仏像を探しながら歩き、また16:00に薬王院護摩受付所が閉まるまでに到着しなければならず、琵琶滝から二本松を回って清滝駅へ戻って2号路からは逆打ちしないと無理っぽい。

般若心境を唱えている暇はないぞこれ。

 

 

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