関東36不動尊自転車巡礼_神奈川篇01
2019年4月6日(土) 晴
「駐輪場がない。」
大山寺ケーブルカー駅を目指して自転車を押し登りましたが、駐輪場どころか、自転車をくくれる場所が皆無です。自転車を押してきた細い道路と並走する仲見世はずっと階段です。判断を誤りました。
絶対に自転車で上まで登ってはいけません。
バスのロータリーまで戻ってフェンスにくくりつけましたが、ここも正解かはわかりません。下のゲートの手前に自転車ラックがありましたが、かなり離れているので不安が残ります。
6:07 東京駅(東海道本線 熱海行き) ¥1,490
7:35 小田原駅 到着
12:23 大山ケーブル駅 往復¥600 片道¥350
12:25 大山駅
神奈川は1、2番札所が他と距離が離れていて、しかも山の上なのでこの日は3寺、時間があれば4寺を目論みます。初夏の陽気ということなので、半袖Tシャツと半袖サイクルウエアとウィンドブレイカーというこの時期としては軽装です。
7:35 小田原駅到着。駅前で自転車を組み立てて13km先の清瀧不動尊へスタート。7:55
走りはじめは快調に飛ばしていましたが、山はさすがに急なので歩いて登りました。今回もこいつが活躍します。途中、十八丁目茶屋と二十二丁目茶屋を横目で見ながら登ります。
駐車場の金網フェンスに自転車をつないでから参道・総受付の矢印を見ながら登りますが、一般駐車場の上の関係者駐車場の先から裏口的な入り方もできそうです。
9;06清瀧不動尊到着。思いのほか時間がかかりました。清瀧不動尊のweb情報にはありませんでしたが、稚児行列の最中で、装束を着て化粧をした子供達20人くらいとその3倍くらいの大人達が右往左往しています。
稚児行列は僕は知らなかったのですが、花祭りに行われる6歳対象の七五三的な行事のようですね。不思議なのは、子供の装束が神官と巫女なことです。神仏習合の名残りと思われます。
催しがいつ始まるかわからないのと結構広いお寺なので、まずは奥の院へ向かって登っていると法螺貝がなりました。始まっちゃったかと思いつつもまあしばらく何かやってるだろうと思い、奥の院やら巨大下駄やら見ながら境内に戻ってみるとすっかり催しは終わって家族写真撮影会となっていました。残念。
総受付で御朱印をいただいて天狗のゆるみくじ¥500を購入し、気を取り直して75号を東へ35km先の大山寺へ向かいます。9:45
その後246号から左折して612、611号へ入ると緩めの坂を登ります。
この門を過ぎると急に坂がきつくなります。さらに駐輪場がありません。冒頭でも書きましたが、絶対に自転車で上まで登ってはいけません。観光案内所近くのバスのロータリーの外側フェンスくらいしかとめるところはありません。
12:23 参道の階段横の売店を冷やかしながら大山ケーブルカー駅に到着。ちなみにこの駅の自販機が突然観光地価格になるのは内緒です。ここまでの徒歩運送費と考えましょう。¥200でアクエリアスを購入。下界のものより¥40円分うまいっス。
今回も時間短縮のためケーブルカーで上ります。(ケーブルカーは9:00~17:00の間20分間隔で発車)座席はかなり狭いです。170cmの僕でも膝が前の席の背もたれに当たってます。ちなみに標準より短めの足が搭載されているにもかかわらずです。
12:50 雨降山 大山寺 来迎院到着。大山駅からここまでは、途中急で乱雑な登りにくい石段で裏口的な右側と緩やかな坂からの参道の36瞳子が並ぶ石段の左側の道の左右に別れます。結果、どちらも急な階段です。ここは左側に進む方をお勧めします。
「関東の三大不動」とされる大山寺は、秋の紅葉のライトアップが美しいとされています。本堂の中、右側にある納経所で気さくな住職と少し会話し、御朱印をいただきました。住職の趣味なのか、本堂は外も中もなんだかワサワサしています。
境内は鯉とウシガエルが泳ぐ池やかわらけ投げ(2枚¥300)などが割とこじんまりとまとまっています。他にも見所があったはずだと思いながらそのまま下山してしまいました。後から考えると、本堂右手から裏にまわれたのかも。
13:22のケーブルカーで下山。
246号を48km先の等覺院へ走りますが、等覺院周辺まで行かないと補給場所が非常に少ないです。腹ペコ走法のできない方はコンビニ、飲食店を見つけたら早めにピットインした方がいいかもしれません。
16:19 6番 神木山 長徳寺 等覺院
神木交差点から等覺院への入り口が細い道で、多少迷いながら到着。本堂に入って左手に立派な不動像が鎮座しています。参拝して右手の寺務所で御朱印をいただきこの日の巡礼は終了しました。16:52
東京駅まで27km。